お助けブーツ

初UGGブーツ


北国生まれの北国育ちの私だが、
寒さには滅法弱い。
という話は、このブログでも
「食べるの大好き!」という話の次くらいに
いつも書いていることだが、
今年も、真冬日の日々がやってきた。
どのくらいかというと、
私を説得したい、もしくは泣かせたいという「野望」をお持ちの方は、
私に寒い思いをさせれば一発、
という、自分の弱点をむやみにさらけ出してしまう事が出来るくらい、
苦手である。


冷凍庫並に寒い、セントラル・ペンシルバニア地区である。
車で通学してるんだから、と仰るかもしれないが、
駐車場から校舎までの距離だけでも、十分に凍えるくらいで、
おでこには容赦なく突き刺さるような冷気が襲ってくる。


そんな折、友達のLonちゃんが、
「これいいよ〜。すごくあったかいの」
とお勧めされたのが、
冒頭の写真のUGGのブーツである。
去年からすごく流行ってるようだが、
私は下半身デブなので、スキニージーンズには縁が無いなぁと思っていたし、
微妙なもこもこで更にでぶちん度が増すのでは?
と、思っていたのだが、
もう随分長いこと冬用のブーツも買ってなかったし、
日本から持ってきたブーツも痛んできていた。
修理に出そうかと思っても、直してくれる靴屋が見当たらない。
私もチビだが、相方も背があまり高くなく、
「チビッ子カップル」なので、
相方と出かける時は、あまりヒールのある靴を履かなくなっていたりする。


何より寒い、寒すぎる。
ということで、思い切って購入してしまった。


そしてそれが今日の朝、玄関に届いていて、
早速、学校に履いて行ってみた。
スキニーのジーンズは持ってないが、
もう5年前になるが、スリムストレートは何本か持っているので、
それを履いてみたら、まだ入るではないか!
アメリカに来て5年目、まだ日本に居た頃のジーンズを
履けているのが、唯一の心の糧である(笑)
当時お気に入りであったアールジーンはまだ行けるぞ!
(どうでもいいけれど、私が日本に居た頃、結構アールジーンは流行っていて、
アメリカに来たら、安く買える♪などとうきうきしてたら、
アメリカではあんまりメジャーじゃなかった・・・。)


UGGのブーツは、ものすごーくあったかくて、
履き心地は抜群だし、車の運転も楽だし、
まさに「快適」そのものであった。
私はTallを買ったのだが、チビな私でもバランスも悪くない。
かなり気に入ってしまった。
このブーツで、この厳しい冬を乗り切るのである。


最近、寒さの余りおしゃれ心を見失いがちだったが、
あったかいし見た目も可愛いこのブーツを履いたら、
ちょっと心がうきうきして、
心身ともにあったかくしてもらったような気分である。