何でグループじゃなきゃいけないのか?!

ビジネスのクラスは、ほとんど全部のクラスで何かしらの「グループワーク」を課される。
要は、ビジネスの世界はチームワークやリーダーシップが大事なので、
クラスのカリキュラムに取り入れられることが多いのである。
このグループワーク、メンバーに恵まれないと、かなり悲惨である。
で、その悲惨な目にあっているのは、この私である(とほほ)


今期は、本当に困ったチャンだらけなのだ。
グループのサイズもそれぞれ違っているが、4つ中4つとも何かかしらのトラブルがある。
一番大きいのは、無責任でぎりぎりまで何もしない人がいることである。
それで、私もやらないと、私の成績にまで響くので、こちらは出来る限りのことをするのだが、
アホらしくなってくるのである。


こちらが、「私はこのくらいやったけれど、そちらはどう?」と聞くと、
「まだやってな〜い。」と呑気に締切日前日にやっと返事を返す者、
「偶然、私も同じ記事見つけたの。」と言って、私の書いた物に2行付け足しただけで提出した人、
「インタビューのアポイントを取るから、都合のいい日を教えて。」
とメールしても返事すらよこさない人。
プレゼン当日、授業の1時間前に最後の詰めをしましょうと言って、待ち合わせして、
30分遅れて来る人・・・・(ちなみにプレゼンもペーパーも、この人、1割くらいしか貢献しない。)
で、プレゼン中に、パワーポイントを見て、「私はちょっと違うと思ったんですけど。」
とケチまでつける人・・・・。なら、打ち合わせに来てよ!である。

自分のスケジュールに皆が合わせてくれないと、プチ切れて、先生にチクる人・・・。
ちなみに彼女のミーティングに参加出来る時間帯は、恐ろしく限定されており、誰も合わせられない。決して意地悪してるわけではなく、
6人中5人が都合が良い日程で会う方が効率が良いというものだからなのだが、
彼女の観点では、自分はつまはじきにされていると、
すっかり被害者である。
こちらは、ちゃんとミーティングで話し合ったことを伝えていても、
およそそれを無視した文書を送りつけえくるのは、彼女なのである・・・。


一番最後の人以外は、「無責任」+「フリーライダー(ただ乗り)」という奴である。
ちなみに一番最後の人は、「やる気はあるけれど、自分のやり方に合わせてくれない人は皆敵!」
という激しいタイプである。
グループでやるくらいなら、一人でやった方がええわいと思ってしまう。


大抵の人は、締め切りぎりぎりになって、自分の成績に響く事に気づき、
やっと連絡してくることが多い。
振り回されるのが嫌なので、私は大抵先回って、準備をして、
「こんな感じだけれど、どう?」という程度にしておくのだが、
そういうタイプは大抵、人におんぶして何とかしようとする。


前回「偶然同じ記事を見つけて、同じ事を書いていた」とのたまった、
超能力者のような彼女に対し、私は今回対策を講じた。
「私はこれとこれとこれをやったので、残りのこれとこれをやって提出してね。」
(ちゃんと規定があって、私はきっちり8割5分まで終わらせて渡した。
どうせ彼女は絶対にやらないと思ってたので。)
そして釘をさすように、「これは私の意見なので、もしもあなたがも独自に始めていたら、
是非、それも見せて欲しいなぁ。お互いに意見を交換しましょう。」
とメールしてみた。
当然、彼女はやっていなくて、私のやった8割5分から始めることにしたようである。
「最終稿は、ちゃんと私にも送ってね。」
とも書いたので、彼女がちゃんと残り1割5分の規定を満たしたかどうかはすぐにわかる。
後は、先生に自分がどの部分をやったか報告するだけである。
(一応、グループのメンバーの貢献度を、先生にその都度報告している。前回は、少し情を出してしまい、2行の付け足しを30%の貢献にしてあげてしまった。失敗。今回はシビアにやる予定)


私は当初、彼女のずるさに薄々気づいていたものの、
「若いからねぇ。しょうがないのかなぁ」と半信半疑ながら許していた。
でも今回、実は同じクラスのテストの際、
彼女がカンニングまでしているのを目撃してしまった。
隣の私の答案も必死になって覗いていた。
これが決定打だった。「信用ならない人」それが私の彼女への今の評価である。
それまでのプロジェクトでの数々の「ただ乗り」状態も、
もう許せないところまで来ている。
毎回、「次のパートは私がやるね」と言ってやらないで最後に、
「出来た分、私に送って。それに付け足して提出するから。」
(提出はオンラインでするので、彼女が提出すれば一応貢献しているように見える。)
というのは、彼女の手だったのである。


それにしても、本当にこのグループワーク、本当に嫌になる。
あと2セメスター、何とか耐えて卒業したいところである。


私が呑気なのかなぁと、自己反省もしてみるのだが・・・。