ぬか喜びはしないことにしているが・・・・

おととい、相方が、
「DとM、数ヵ月後には引っ越すって」
と言ってきた。
やはりベビーベッドを置く余裕は無いと気づいたか？
でも、まだ行く先は決まっていないようである。

まだ正式にお医者さんへの「妊娠確認」はしていないようなのだが、
Dの弟にすら、「もう少し、現実的な意味での計画性があってもいいのに」
と、呟かれている。
アメリカには、低所得者向けの医療施設などがあるのだが、
どういう理由かは判らないが、
そこでもカバーしてくれないと、言っていたらしい。
どこまでのカバーを希望したのか？
彼女が外国人だからなのか？は不明だが。
でも確か、私の友達が去年妊娠した時は、
確かそういう施設に通っていたと言っていた気がするので、
外国人だからってことでは無さそう・・・。
大方、その辺が世間知らずな二人なので、
全額カバーしてくれると思ったとかそういうことのような気がするが。

彼女の保険はもう失効していて、更新していないらしいのだが、
どうせ、後々結婚する予定だし、（諸事情にて数ヵ月後らしいが）
そうすれば、Dの扶養家族に入るんだから、まぁ大丈夫でしょう？
というのが、相方の見解。

ちなみに、アメリカの医療制度は非常に高額なことで知られている。
保険未加入者が、５割を超えるという話もある。
医療保険自体が高く、民間の業者から選択しなければならないし、
日本のような誰もがどれかに加入する国民保険の制度が無いからだ。
妊娠後の検診やチェック、超音波などすると、
保険が無いと、一回２５０ドルから３００ドル近くかかるそうである。
まぁ、日本の２割負担で、数千円というのを考えれば妥当な金額、
もしくは安いくらいかもしれないのだが、
これを実費で全額払い続けるというのも大変なことである。
一般の保険でも、出産一時金という制度も聞いたことが無い。
日本のお産もお金がかかるが、多くはこの一時金で、
結構な額をまかなえると聞いている。
それを考えると、保険無しで出産するとなると、普通分娩で１００万以上、
異常分娩（帝王切開等）になるとその倍はかかると言われている。
出産費用だけなので、入院・その後の処置等は別だというから、
かなりの出費だ。

相方は、次の入居者を探すようなそぶりを見せている。
私は、もうシェアは勘弁なので、
「今までが安すぎたんだから、もう少し出すよ」と言っても、
「いや、その必要は無い」と断られている。

それにしても、とりあえず、今の同居は、近々解消されそうなので、
後は、彼らの行き先が早く決まることを願うばかりである。

明日は、NYCに日帰りで、パスポートの更新に行って来る予定。
寒そうなので、多分、歩くのもしんどいくらいになりそうなのだが、
しっかり「防寒レベル１０」で行かないとなぁ・・・。
本屋に行きたいと言ったら、既に
「何で？ネットで買えばいいじゃん。」と言われる。
私は本屋が好きなのである。
あの本がだだだだだーーーっと並んでいて、
平積みだったり、棚に入っていたりする本達の中を、
うろうろするのが好きなのである。
でもはたと気がついた。
欲しい本を決めていかないと、
相方が、超がつくほどいらいらして、
機嫌が悪くなりそうだ。
こんな時、別行動だったらありがたいと思ってしまうのだが、
せっかく連れて行って下さると言うので、
（私が友達と電車で行こうという計画にNOを出してまで連れて行くと言い張るので）
ここは彼のお心に甘えることにして・・・。
一泊も出来ないというし、相方も忙しいというので、
短い時間だが、ピンスポットで楽しんでこれたらいいなと思っている。