恐怖のプレゼン

ここのところご無沙汰だったのが、前にも書いたが、
もうとにかく、締め切り→テスト→ペーパー→プレゼン、
という、怒涛のサンクスギヴィング前の追い込みで、
連日睡眠時間を削る日々だった。


でも、ラッキーなことに、昨日の音楽のクラスは、
先生が早めに休みに入りたかったらしく、
先週の授業を少し延長するかわり、昨日を休みにしてくれたので、
今日の山場のプレゼンの準備は、
昨日一日かけてやることが出来た。
もっと前から準備してれば、そんなに前日に頭を痛めなくても済んだのだが、
選んだトピックでは、全然まとまらず、
リサーチしてもしても、書きたい構想はまとまらないという、
作家のスランプのような状態で、
私が最後にした荒業は、前日にトピックを変えて、
違うことで、書いてしまった。
当然、グラマーチェックも出来ないということは判っていたが、
書けないよりはましということで、
やっと規定の6ページを埋めて、今度はプレゼン用のパワーポイントを作り、
印刷しましょと、プリンターボタンをクリックしても、
「プリンターが見つかりません」の文字が・・・・・。
どうやら、ワイヤレスの接続を増設したことで、
コンピューターも困惑しているようで・・・。


ががーん、これじゃ、原稿も見れなければ(私は紙に落とさないとだめなタイプ)
プレゼン用のパワーポイント見ながら練習しようと思ってたのに、
それも、自分のメモを見ながらじゃイマイチで。
おまけに化学の小テスト(頭痛のため休んだので振り替え)もあるのに。


と、打ちひしがれて、
とりあえず睡眠不足もピークだったので、
11時過ぎ就寝。
2時起床(笑)
で、また色々手直ししたり、プリントアウトは学校でやることにして、
と、すったもんだして、学校に向かった。


ビジネス法律学の先生は、服装にうるさいと聞いていたので、
一応、紺ジャケとパンプスは持参して、
千鳥格子のタイトスカートに黒のセーターで行ってみた。
他のその先生のクラスを受けた子に、
「・・・・ジャケット着た方がいいのかなぁ。ブーツじゃやばいよねぇ。」
と言っていたら、
「大丈夫だよ〜。」と言われて、
もうめんどくさいので、そのままクラスに行くことにした。


私の緊張レベルは最高潮で、
今にも泣きそうだった。あぁ、こんなんでいいんだろうか、
おまけにろくに練習もしてないし。
話すことは判ってるけれど、果たして判ってもらえるのかしら。
毎度プレゼン前になると、同じことを考えては、
ド緊張にさらされる私。
胃もしくしくしてくるし、同じクラスの子に、
「大丈夫だよ、きっと上手くやれる!」と、励まされ、
クラスに入った。


プレゼンは3番目の予定が、休んだ人が居て、2番目に繰り上がり。
一人目は、私の隣の席のおばさんで、
この前のテストで99点を取ったかなりのツワモノだ。
予想通り、彼女のプレゼンはスムーズで、情報量満載で、すごく良かった。


相変わらず上がっていたのだが、
一応、始まると、とりあえず話すことは話したものの、
何かというと、「とか、そんな感じで。」
・・・言葉濁してたよなぁ、いいのか?それで?
と自問自答しつつ、
時間も制限時間内で治まり、
「・・・・以上です」と終わらせたところ、
一応、拍手が〜〜〜。


「いっやーーーーーー、なんかすっごくリラックスしてやってたじゃない〜?
これ、前にもやったことあるんじゃないの〜?」
という、お気楽な教授の声が。
パソコンからジャンプドライブを外しながら、
「いや、緊張してて、膝がくがくで、手も震えてるんですよ〜(泣笑)」
と、話したら、「全然そう見えなかった」
そうなのだ、こういう時に、私の営業用スマイルは役に立つ。
「一言喋ったら、にっこり」
私は、長年の職業病みたいなもんで、
どんなに緊張していても、何故かそれをやっている。
私にしてみると、どんなにへらへらした顔でこれやってるんだろう、
と内心思っているのだが、
それが、見る人には「余裕の笑顔」に見えるらしい(笑)


授業後、先生に呼ばれてフィードバックしてもらったら、
「Good Jobだったよ〜。」と言って貰い、ほっとしていると、
「それに服装も良かったね〜。僕ね〜あのプレゼンに野球帽被ってくる奴とか、
許せないんだよ〜。ちゃんときちんとしなくちゃいけない時はけじめつけて欲しいからさ〜。」(これは大げさには書いてません。こういう口調で話す教授なの。)
一応チェックしておきたくて、
「でも・・・私、今日ブーツ履いてきてしまったので、大丈夫かなぁと思ってたんです。」
と話すと、
「いいよ〜もう全然。今寒いし。」
・・・そうか、その程度か。ジャケット着なくてもよかったのかぁ・・・。
と、学んだ私。もちろん、他のクラスじゃどうかわからないけれど。
それにしても、プレゼンのフィードバックで、
服装褒められたってのも、おかしかった。
で、結果は、「今日のはAにしたから、総合でBは確実に大丈夫だね。」
・・・そう、そこが知りたかった!
最初のテストでしくじったので、そればっかりが気がかりだったのだ。
しかも今回のは、結局前日全てやり直したという、
とんでもないことになってしまったわけで。
でも、あのまま、ピンと来ないことを、
唸りながら書き上げなくて良かったと思った。
多分、まともなプレゼンも出来なかったと思う。
自分がもっと興味のあることだったから、出来たんだと思う。
このプレゼンがひどい結果になると、かなり痛かったので、
やっとホッとして、先生にお礼を言い、
仕事に向かうと、生徒も無くのんびりとして過ごした。


最後の最後で、急いで私のペーパーをチェックしてくれた
tutorにもお礼を言い、家に帰ってきたわけだ。


明日はサンクスギヴィング、相方の祖父母の家に行く予定だが、
相方のリクエストが「餃子」。
私は、切って混ぜるだけの、簡単パスタサラダ系を考えていたのだが、
この疲れきってる時に、手間のかかるもの・・・・・。
しかも明日は10時出発だそうで、
そうなると、今から仕込んで、包んで、
明日の朝揚げるってことになりそうである。
うぅううううう・・・・。
でも、餃子、しばらく作ってなかったから、いいかな、それはそれで。


頑張ります。
アメリカにいる皆さんは良いサンクスギヴィンスを。
そして、日本の皆さんは、多分勤労感謝の日のあたりなのかな?
良い週末を!