ハマるとのめりこむ体質

数学のノート


以前にも書いたことがあるのだが、私はハマるととことん体質である。
それこそ寝食も忘れ・・・というくらい、ハマる。
ちなみにそんな私は、
「熱しやすく、ややもすれば冷める場合もある」体質も併せ持ち、
早い話、がが〜っと燃え上がり、そして燃え尽きることも多い。
(多いというのは、そのまま持続する事例もあるということだ)


そして、私が今ハマってしまっていること、
それは・・・何とあの「数学」なのである。
(笑ってやってくれ。ここ笑うところだから。)
何故〜〜〜??


私の数学人生については、以前も触れたのだが、
小学校時代にさかのぼる。
算数が苦手だった私は、せっかく選ばれた学級委員を、
「授業中抜けると追いつくのが大変だから。」と言う理由で、
降ろされたことがある。
とは言え、今思えば、そこまで悪かったか?
というと、そうでも無かったかも。
それ以来、絶対に得意分野には
私の人生一度たりとも登場したことのなかった教科、
それが、算数であり数学、(ついでに言うなら地理、歴史も)。


アメリカに来て、ちょっといい成績取ったから浮かれて・・
という見方もあるかもしれないが、
この年にして、やっと色んな意味で、
一つ一つの単元が実は呼応して、繋がっていくという過程に気がついた、
というのがある。
これは、私が一時紅茶や宝塚にハマった理由にも
ちょっと似ている。
今回微積をやったことで、それまでの関数やら方程式のからくりや、
それぞれがどのように呼応しているのか、というのが見えたこと、
これは、私が日本の高校時代微積をやった時には、全く見えてこなかった。
正直、そこまで物事深く見つめることを数学に対して感じてなかった。
それどころか、前出の「数列の漸化式」の単元でのつまづきで、
大いにやる気を失っていたというのもある。


ひょんなことから、tutorで教える立場になってみて
今まで何の気なしにやっていた計算の一つ一つを、
順序立てて説明したり、グラフと方程式の関係を言葉にして
教えるというプロセスも、私自身の理解を深める形になった。


で、今は、別にやる必要も無い三角関数の復習をしている。
すっかり忘れているので、初めて勉強するような気持ちである。
私は数学者になるつもりはこれっぽっちも無いし、
はっきり言ってただの無駄なのだが、
でも、面白いから趣味みたいなもんだなぁと思ったりもする。
要は脳みそが暇なんだな〜と思うことにしている。
っていうか英語をもっとやれという声も上がりそうだが・・。
(でも、今更英語の文法の復習で、例文を一から書き上げるのも、
なんだかなぁ・・・。)


こうして書いてると、「趣味:数学」なんて、
非常に引きこもり率が高い気もするし、
色気も無い話だなぁと思うけれど、
でも、ま、人知れぬ(ってここに書いてるけれど)趣味ということで、
これが何かの足しになる日がもしかしたらあるかもしれない、
くらいのノリでやろうと思っている・・・。